STEP.2

登山靴やレインウェアなど、登山に必要な持ち物ってなに?

2017.08.22

小松原鯉子

29歳会社員。
会社の先輩。登山初心者。

瀧サヨリ

24歳派遣社員。
高校時代には山岳部に所属。

日々野鮎美

27歳会社員。
「山ガール」と呼ばれるのを嫌う自称「単独登山女子」。

小松原さんにとってぴったりの山が見つかった。
次は、登山には何を持って行けばいいのかを見てみよう!

編集および監修:YAMAP
キャラクターイラスト:信濃川日出雄
※本サイトのストーリーは漫画本編とは全く別のパラレルワールドです。

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登山って結局何を持っていけばええの?
登山道具って揃えるとめっちゃ高いイメージがあるやん。

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初めから全部揃える必要はないですよ。
初心者向け 低山であれば、道具の多くは代替品で大丈夫です。
>初心者向け低山については、第1章「どの山に登ろう?」をチェック

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それは助かるわ!

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ということで…低山登山に持っていくべきものと…あればなおいいものをリストにしてみました……。

必ず持って行くもの

必ず持って行くアイテム 必ず持って行くアイテム 必ず持って行くアイテム 必ず持って行くアイテム 必ず持って行くアイテム 必ず持って行くアイテム 必ず持って行くアイテム 必ず持って行くアイテム 必ず持って行くアイテム 必ず持って行くアイテム 必ず持って行くアイテム 必ず持って行くアイテム

あれば良いもの

必ず持って行くアイテム 必ず持って行くアイテム 必ず持って行くアイテム 必ず持って行くアイテム 必ず持って行くアイテム 必ず持って行くアイテム

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よくよく見てみると、ほとんど家にあるもので用意できそうやん。

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そうですね。でも、これを推奨しているわけではないですよ。
あくまでも、最小構成です。また、前提付きです。

  • 雨の日ではないこと
  • 積雪がない山であること
  • 15時までには下山ができる余裕があること
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その上で大事なポイントがいくつかあります。

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よっしゃ、どんとこいや!

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とにかく一番大事なのは靴です。登山は数時間歩き続けるアクティビティです。
登山靴を持っていない場合は、買うことをオススメします。

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それでも…いきなり登山靴を買うのは厳しい……という場合はランニングシューズを使うのがいいと…高校時代に教わりました…。

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ランニングシューズですか。

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登山では…ツルツルした岩やサラサラな砂の斜面を通る…可能性があります……。なので…靴底の作りが…とても重要です……!
ちゃんと地面を…掴むことができる……ソールのしっかりとした……靴にしましょう。

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確かに、ランニングシューズは靴底にスパイクがついていますね。

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登山で…靴底が平らなスニーカーは……最悪です……。

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ギクゥ!

  • スパイクのある靴底を選ぶこと!
  • 体育館シューズはやめよう!

登山向きの靴

登山靴 登山靴 登山靴

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そして…小松原さん…。前回の登山では…Tシャツとジーンズだけで登ったと…言ってましたよね?

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そうやで。

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それも…最悪です…。

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え!?なんで?夏やで!?

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山の上と地上の温度差は…想像より大きいものです…。風が吹けば……もっと体感温度は…下がります…。

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確かに、登りながらだんだん寒くなったなぁ。

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ですから…山では体温調整が重要です……。軽装で登って…山頂で冷えて…低体温症になる…みたいなパターンもありえます……。
山には…重ね着できるものを持って行くのがいいです……。 すぐに脱いだり着たりできるように…前が開く服を持っていくことをオススメします……。

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そ、そうか…反省や…

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瀧さん、すごい説明上手ですね。私も勉強になります。

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全て…山岳部顧問の先生の…受け売りです……。

  • 重ね着ができるようにする。
  • 山の気候は変わりやすいので、脱ぎ着できる服を選ぶ。
  • 山の気温は100mで0.6℃変わるので薄着は厳禁厳禁!
  • レイヤリングという手法をとりましょう。

レイヤリング

レイヤリング
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それと、綿素材のTシャツやジーパンは、登山には不向きと言われています。

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私、ダメダメやん…なんでダメなん?

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なんでだっけ…?

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綿素材は…乾きにくいからです……。登山は基本的に…汗をかきます…。濡れた状態のまま…行動を続けると……山頂での冷えの原因になります……。
登山に使う服は…基本的に速乾性があるものを…おすすめします……。ジーパンは…伸縮性がないので…登山には不向きとされます……。

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スポーツやランニングで使うようなウェアであれば、まず問題ないかと思います。

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なるほど…。体温調節の大事さがよくわかったわ。

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ちなみに、1,500m〜2,000m級の山に本格的に登るのであれば、アウトドアショップに行って、道具を揃えていくことをオススメします。 登山靴、ザック、レインウェア。いわゆる登山三種の神器から、一気じゃなくてもいいので順番に揃えてみましょう。靴が2万円、ザックが1万5千円、レインウェアが2万5千円くらい。6万円くらいで一通り揃うかと思います。

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一気じゃなければ、揃えられる気もする!

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アウトドア用品は…高機能なものが多いので…日常生活や防災にも役立つことが多いです……。

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なるほどやなぁ。そう思うと、無駄になるもんやないんやね!いいやん!早くアウトドアショップ行こうや!!

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私もアウトドアショップ行きたいなぁ。

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その前に…大事なことがまだあるので……それを学んでからがいいかと。

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はーい

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速乾性

速乾性がない綿などの生地が汗が乾きにくいため、山頂付近で体を冷やす原因になります。特に夏場の低山に登るときは、上半身の下着は速乾性があるものがベター。
それでも化繊は着心地が…という方にはメリノウール素材がオススメ。綿素材とは違い、濡れても熱を逃さない素材なので、体が冷えにくいのです。